ネガポジ変換とは? デジタルキャリアラボ新宿オフィス 就労継続支援ブログ

 

ネガポジ変換という言葉は聞いたことがありますか?

これは、ネガティブ(短所)に考えていることをポジティブ(長所)に変換する考え方のことです。日常生活において、ついつい物事に対してネガティブに捉えてしまうことはないでしょうか?「ちょっとミスをしてしまった、思い通りにいかなかった」など、仕事でも少しだけつまずいてしまうことは誰しもあるかと思います。そんな時にマイナスな気持ちをプラスに変換することができると、人との関係性が良くなったり、日々の生活も充実しやすくなります。また自分にも自信がつき、夢や目標に近づくこともメリットになります。ネガティブな感情も活用しながら、ポジティブシンキングを心がけながら毎日楽しく過ごしたいものですね。

では実際に、下に記載した言葉をそれぞれポジティブな言い回しに変換をしてみましょう。

1 飽きっぽい
2 おしゃべり
3 優柔不断

ポジティブな表現に変換することができましたでしょうか。慣れていないとすぐにポジティブな言い回しにすることは難しかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。下記にそれぞれポジティブな表現に変換した言葉を記載しましたので、確認をしてみましょう。

●ネガポジ変換の例
1 飽きっぽい→いろんなことに興味がある
2 おしゃべり→話し上手
3 優柔不断 →物事をよく考えられる

では続けて練習をしてみましょう。下に記載した言葉をポジティブな表現に変換をしてみましょう。

1 心配性
2 せっかち
3 のんき

●ネガポジ変換の例
1 心配性 →責任感がある
2 せっかち→決断力がある
3 のんき →楽観的

どうでしょうか?これはひとつの例ですが、ついマイナスの印象を抱いてしまいそうな言葉でもポジティブに変換することで考え方も変わっていくように思います。
また、こういった考え方は過去に起こったエピソードでも置き換えることができ、履歴書や職務経歴書にも応用することができます。

周囲の人たちから言われた何気ない言葉でも、ついネガティブなイメージを持ってしまうことはありませんか?決して悪気があった訳ではない言葉でも、伝わり方によっては気持ちが落ち込んでしまうこともあるかと思います。そんな時でもネガポジ変換の考え方ができると、人間関係がギクシャクすることも少なくなるように思います。

ただし、この考え方には限界があります。過度に考えすぎると実際の問題や課題に目を向けなくなってしまい、現実逃避に繋がることもあります。あくまでも考え方の視点を変えるものであるため、良いエネルギーに変換できるようバランスのとれた考え方も必要になります。

ネガポジ変換は、自分の短所をそのまま捉えるのではなく、長所として捉え直すことで自己肯定感の向上にも繋がります。ですが本来の課題から目を逸らすためのものではないため、考え方の引き出しの1つとして持っていていいかと思います。


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