障碍者が聴くと力をもらえると思う曲 デジタルキャリアラボ 就労継続支援ブログ
今回は利用者様のブログ記事となります。
私も音楽が好きですが、その中で障碍者にとり、力や勇気をもらえる曲があると思います。私も寡聞ですが、その様な音楽に出逢いましたので皆様にシェアさせていただきたいと思います。
1.中島みゆきさんの『Nobody Is Right』と『Why Not & No』
障碍者や生きづらさを抱える方たちに、もしイジメや虐待やハラスメントなどの不条理が降りかかってきた際に大切なのが、決然とNo!と伝えることです。中島みゆきさんは、他にも『糸』や『ファイト!』、『誕生』などの名曲を歌っておいでです。勿論、『地上の星』や『空と君のあいだに』などのメジャーヒット曲なども魅力的です。
2.YOASOBIの『群青』
障碍者は、自分に自信を持てないことも多いと思いますが、そんな心もとなさに寄り添い、自分の人生を生きていくための勇気をもらえる曲として、お勧めです。
3.ずとまよ(ずっと真夜中でいいのに。)の『お勉強しといてよ』
歌詞に障碍疾病について言及していると思える部分があり、親近感が湧きます。
4.REBECCAの『MOON』
曲中に無軌道な主人公の将来を憂いメッセージを投げかける描写があります。私が10代の頃に少し荒んでいた私を泣いていさめてくださった恩師の方がいらっしゃいました。その方が涙ながらに中島敦の文学作品を読んでください、と仰っていたのでその後の数年間、中島敦の『山月記』、『李陵』、『我が西遊記、沙悟浄編』などを繰り返し読み、其の後数十年様々な経験をし、その恩師の方の涙が無かったら、私は何かの罪を問われ人生を棒に振ってしまったに違いあるまい、その恩師の方のお陰で私はまともな大人になれたのだ、と今でも思います。
5.高橋洋子さんの『めぐり逢い』や『どこかにあるよ』
Tvアニメ・劇場版『エヴァンゲリオン』関連でヒット曲の多い方ですが、オリジナル曲の『めぐり逢い』や『どこかにあるよ』なども、人生に迷うときに新しい世界に飛び込んでいく勇気をもらえると思います。
6.坂本真綾さんの『デコボコマーチ(隊列は君に続く)』
(『モア・ザン・ワース』CDのカップリング曲)は、精神疾患の統合失調症を重ね合わせると、人格統合の道を歩く主人公の人生に感情移入でき、お勧めです。他にも、『Driving in the silence』は、自分を包む世界に受容と共感の態度で向き合うと、自他への赦しに繋がると歌っていると私には思えます。例えば『tune the rainbow』は、人が人に示し得る優しさについて歌っているようで、私はレイモンド・チャンドラー作の小説の主人公『フィリップ・マーロウ』の『強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない』の言葉を思い出します。
7.奥井亜紀さんの『銀のスプーンで』
自室などに1人で静かにいる際に、掲題曲を聴いた際に、私はインナーチャイルドが癒された気がしました。多感な子供たちが様々な心身の揺さぶりに脅かされたときにも、大いに慰めになると思います。
8.新居昭乃さんの『音叉』や『Flower』
命や人生の意義について、私は深く考える契機をもらいました。身体や意識や命は、何か大きな存在からの預かりものと私は思いますが、それらは、大切に使えば生涯使えます。又『美しい星』は、戦争が絶えない世界に絶望する前に、是非聴いてほしい曲と思います。私は、20代の頃にこの曲の原曲を聴いて、自分の生かされている命の意義について再考し、後にライトワーカーとして生きていく決意を固める契機になりました。更にまた、若い時分に心が荒み引きこもっていたのですが、新居昭乃さんの『人間のこども』を聴いて、慰められ、立ち直る切っ掛けをもらいました。この曲も、多感で虐待やイジメに脅かされがちなお子さんたちにもお勧めと思います。
<英語の曲>
9.故David Bowieさんの『Jump They Say』
夭折したお兄さんに手向ける為に作った曲とのことです。
10.The Beatlesの『Let It Be』
世界をありのままに受け入れ結果に拘泥しなければ楽になれると教わりました。
11.Billy Joelさんの『Through The Long Night』
傷ついた人を癒すために寄り添うという歌なので、私は守りたい人に寄り添い優しくするために、良い勉強になりました。又、『Just The Way You Are(素顔のままで)』は、相手のありのままの状態を受け入れ愛する、という歌なので、大人の包容力を習いました。
12.クラシック音楽
バッハの『バディネリ』やホルストの『組曲惑星』の中の『木星』、ボロディンの『ダッタン人の踊り』とその派生曲のIzzyさんの『Song Of Our Homeland』などが、聴きやすく格好良い曲と思います。 リムスキー・コルサコフの『シェラザード』の第3楽章『和名:幸福な王子』やドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』の第2楽章ラルゴ、ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』、Erik.A.L.Satieのジムノペディなども、穏やかな曲調で、心が落ち着くと思います。
最後に全般的な注意事項なのですが、私は、酒・タバコ・ギャンブルからは距離を置いていて、音楽や動画の視聴・読書などは、害悪の無い趣味と思っていました。
ずいぶん昔、未だ私が若かった頃に或る女の子に音楽の楽しみを教えてあげたのですが、しばらくぶりに再会したときに、その子が大音量(口径の小さいヘッドフォンから音漏れが大きく聞こえるくらい)でDAP(デジタルオーディオプレーヤー)で音楽を聴いていたのに愕然とし、そんな習慣を続けていては難聴になってしまう、と強く警告したのですが、その子の習慣は中々改まらなかったです。そうこうして居る内に、その子が引っ越してしまい音信不通になってしまいました。
その子の魂の渇きがそれほど激しいのなら、何か他のやり方はあっただろうか、もっと上手に支援する方法は無かっただろうかと、自問自答していましたが、躓き(つまづき)の経験を、他の方たちへの支援に活かし、それ以後、より注意深く、思慮深くなりました。
唯、厭世観が強かったり極端に心や魂が渇いてしまうと、癒しを貪り続けてしまうと、私は教訓を学びました。
時々立ち止まり、自分の道が正しいか見直しているのですが、そういう内省や瞑想の時間は、今の私に欠かせない習慣になっています。
身体や意識や命は、大切に使えば一生使えるものなのですから、皆様も、ご自愛いただきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
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