報・連・相のマナーについて デジタルキャリアラボ新宿オフィス 就労継続支援ブログ

10月に入りやっと夏の暑さが落ち着いてきました。過ごしやすい気温になってきましたが、朝晩と日中では寒暖差もありますので皆様体調管理にはお気をつけください。
さて、デジタルキャリアラボでは9月末に就労準備研修を行いました。こちらの研修は定期的に職員が講師となり、ご利用者に向けて就労の準備をするための研修を行っています。今回のテーマは「報・連・相のマナーについて」です。職場や作業所ではこの報連相というものが非常に大切になります。今回は研修の内容を皆様と共有したいと思います。一部抜粋しまとめていきたいと思います。

報連相とは?
報連相という言葉は「報告」「連絡」「相談」の3つを合わせた言葉になります。
報告:自分の担当業務の途中経過や結果を上司、同僚に正しく伝えること。
連絡:業務の進捗や予定、必要情報を関係者全員に知らせること。
相談:業務での不明点、判断が難しい時や問題が発生した時に、上司や先輩に意見を求めること。

報連相が大切な理由は下記4つとなります。
・業務がスムーズに進む。
・トラブルの早期発見・解決に繋がる。
・信頼関係が構築される。
・判断ミスを防ぐ。
報連相を行うことは、チーム全体で業務をスムーズに進めていくために必要な社会人のマナーになります。

丁寧に報連相を行いましょう
報連相が業務を進めていく上で大切になることはある程度ご理解がいただけたと思いますが、ただ報連相をすればいいものではなく、丁寧に行うことが大切です。報連相の際に意識するポイントを5つご紹介します。

1 言葉遣い
「敬語」や「クッション言葉」を使いましょう。敬語は相手に敬意を示す手段になります。完璧でなくても大丈夫です。敬語を使おうとする姿勢が相手への敬意として伝わりますので、自然に使えるように日々意識できると良いですね。
クッション言葉は本題を伝える前に添える一言のことをいいます。コミュニケーションを円滑にする表現の1つになります。以前のブログでもクッション言葉について掲載しておりますので、下記URLから良ければご覧ください。
「クッション言葉の使い方」
https://x.gd/F2N98

2 声の大きさ、話すスピード
ここで大切な事は、「相手に伝わる声の大きさ」と「聞き取りやすいスピード」です。コミュニケーションは相手に伝わらないと成立しません。周囲の環境に応じて声の大きさは調整しましょう。また早口になり過ぎないよう注意も必要です。

3 態度・姿勢
・自席から呼ぶのは基本NGです。質問や報告、相談がある時は自分から動き、上司・先輩の席まで行き話をしましょう。
・上司が関に座っている場合は、席の前まで行ってから話します。歩きながら話を始めることは控え、立ち止まってから話始めましょう。
・上司は常に業務をしていることを意識しましょう。過度に近づくことや上司のデスクをのぞき込むことはせず、適切な距離で話しましょう。
目線は相手に向けて、話を聞いている時も相手を見るよう心がけましょう。目を見ることが苦手な場合は、相手の眉間や鼻など少し視線をずらした位置を見てみましょう。

4 タイミング
報告は後回しにせずすぐに行いましょう。ミスや失敗など悪い情報ほど早く報告することが必要です。その際も相手の都合を考え了承を得てから報告することを意識しましょう。

5 話す順番・内容
報告する時は結論から先に伝えましょう。簡潔に自分の言葉で伝え、言葉で伝えることが難しい場合はメモで伝える内容をまとめることも効果的です。

いかがでしたか?報連相は相手との信頼関係の構築、スムーズな業務に繋がるため社会人としてとても大切なマナーのひとつです。報連相で意識するポイントを知り、丁寧なより良い伝え方を考えていきましょう。自分で使える報連相のテンプレートを身に着けていくことが大切です。

最後に研修で行ったケーススタディの例を掲載します。回答の記載はありません。ご自身でどのような報告をすれば良いのか考えてみましょう。研修の様子も掲載いたします。

★あなたが担当しているA範囲のデータ入力が終了しました。職員にどのように報告しますか?★
いつ:
誰に:
どのように:


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